中小企業の具体的な課題解決を支援する
私たちは、中小企業が直面する現実的な課題に真摯に向き合い、それぞれの企業に最適な実践的支援を提供します。人材の採用・定着、そしてITの活用による業務効率化を軸に、最も重要な経営資源である「人」に関わる課題の解決を支援し、持続的な成長を後押しします。「人」の課題に向き合うことを通じて、中小企業の未来を見据え、将来の成功に向けた確かな土台づくりを共に進める存在でありたいと考えています。
私たちは常に中小企業の良き伴走者として、変化に柔軟に対応しながら、一歩先を見据えた支援を続けてまいります。
人材の確保が事業の成功を決定する
中小企業にとって、人材の確保は最も重要な経営課題のひとつです。どれほど良い商品やサービスがあっても、それを動かす「人」がいなければ、会社の成長や将来の成功は望めません。また、せっかく採用した人材が短期間で辞めてしまうと、再び採用活動に時間とコストがかかり、大きな負担となります。採用にかかる費用や人件費は、企業経営において最も大きな支出のひとつです。だからこそ、「採用して終わり」ではなく、「長く活躍してもらう」ことが何よりも大切です。
採用定着支援サービスは、人材の確保に悩む中小企業が、こうした課題を解決し、未来へと進んでいくための支援なのです。
中小企業診断士が提供する採用定着支援サービス
当社の採用定着支援サービスは、中小企業の経営を深く理解する中小企業診断士が提供している点が、大きな特徴です。
・人材紹介や派遣サービスのように高額なコストをかけることなく、現実的かつ効果的な支援を行います。
・事業計画に基づいた人材採用計画を立案し、3年後の事業成長を見据えた支援が可能です。
・個別対応により、社風や課題に合った人材採用の支援を行います。
・ITの活用によって業務を効率化し、社員の負荷を軽減することで、必要な人材が定着しやすい職場づくりをサポートします。
クライアント企業に最適な人材採用を実現することで、事業の成功と持続的な企業成長に貢献していきます。
代表者プロフィール
大山 等(オオヤマ ヒトシ)
人財採用最適化コーディネータ
中小企業診断士事務所「小さな会社の経営相談所」代表
採用計画の明確化~人材の採用~定着までをコーディネートする人材採用と定着の専門家
経営のわかる中小企業診断士が会社に合った人材採用・定着サービスを提供します。
経歴
IT技術者時代(14年間)— 順調なキャリアの中で限界を感じる
大学卒業後、大手Sierに入社し、システムエンジニア(SE)としてキャリアをスタート。プログラマーとしてCOBOLを学び、次第にシステム設計やプロジェクトリーダーへと役割を広げてきた。大手企業のシステム開発に携わる中で、クライアント折衝やチームマネジメントのスキルを磨き、仕事は順調だった。しかし、バブル崩壊後の景気悪化により勤務先のシステム開発業務が縮小。自身のキャリアの先行きに不安を感じ、社内SEとして住宅資材メーカーへ転職した。
新たな職場では、社内システムの運用・開発、ネットワーク管理、社員教育など幅広い業務を担当。全社的なシステム構築に携わることで、経営とITのつながりを深く理解する機会を得た。
しかし、インターネットやクライアントサーバーシステム等の新しい技術革新が進む中、汎用機中心の業務では技術の進歩についていくのが難しくなり、IT技術者としての限界を感じ始める。さらに、勤務先の業績悪化による先行き不安も重なり、「ITの技術者としてこのまま終わっていいのか?」という焦りが募る。新たな挑戦を模索する中で「経営」に興味を持ち、企業経営により深く関わるため、行政書士として独立を決意。
行政書士時代(5年間)— 独立の挫折と苦悩
2004年、行政書士事務所を開業。企業の許認可や創業支援に携わりながら、経営法務の知識を深める。同時に、「能動的な組織の作り方」を学びたいとの思いで中小企業診断士の資格を取得し、経営コンサルタント業務へと業務範囲を拡大。当初は「経営を支援できる専門家」としての理想を抱いていたが、現実は厳しかった。集客が思うようにいかず、収入は激減。顧客獲得のために飛び込み営業やセミナー開催など、あらゆる手を尽くしたが、状況はなかなか好転しなかった。
また、専門知識を増やしても実績がなければ顧客はついてこない。企業の経営を支援する立場でありながら、自身の事務所経営がままならないという矛盾に苦しみ、ついに行政書士事務所をたたむ決断をする。これは大きな挫折だったが、「経営支援をするならば、実際の企業経営の現場で経験を積む必要がある」と考え、地元商工会議所で働く道を選ぶ。
経営指導員時代(13年間)— 経営支援の道へ
2009年、地元商工会議所に転職。ここでは、中小企業支援に本格的に携わることができた。経営指導員として、年間100事業所以上の経営相談を担当し、補助金申請や融資支援、起業家支援など幅広い分野で企業をサポート。また、地域振興事業にも関わり、大規模なイベント運営にも携わる。長年の経営支援の実績が認められ、地域振興課長や経営支援課長として管理職を務めるようになった。管理職としては、組織運営や人材育成にも携わり、経営支援の幅をさらに広げることができた。この時期は、自分の知識や経験が多くの企業に貢献できることを実感し、充実した日々を過ごしていた。
しかし、商工会議所の業務は「経営支援」に特化しているものの、企業の内部に入り込むことができないという限界も感じるようになる。定年を2年後に控え、もっと企業の中に入り、より実践的な経営支援をしたい――そんな思いから、新たな挑戦としてIPOを目指すITベンダーに転職を決意。
人材採用業務の経験(2年間)— 人材採用の重要性を痛感
2022年、ITベンダーに転職し、事業開発推進室の課長として社内改革を推進。就業規則の見直し、社内システムの構築、補助金活用、事業継続力強化計画の策定など、多岐にわたる業務に携わる中で、特に力を入れたのが人材採用業務だった。EngageやIndeedを活用した採用活動の強化、採用専用サイトの構築、採用プロセスの最適化、人事評価制度の見直しなど、人材の確保・定着に向けた仕組みづくりに注力したが、「応募が来ない」「人材紹介会社への高額な手数料負担」「採用した人材の早期退職」といった課題に直面した。
この経験を通じて、企業の経営資源の中で「人」の確保が最も難しく重要性であることを再認識し、「企業の成長には優れた人材の確保が不可欠である」と強く確信するようになる。
また、人材の定着を図るためには、企業の組織体制の見直しが不可欠であることを痛感し、中小企業診断士の資格を取得した志を思い出した。
中小企業診断士事務所の開設(現在)— 新たな挑戦
2024年、前職での経験を活かし、中小企業診断士事務所「小さな会社の経営相談所」を開設。ITベンダーでの勤務時代に、多くの中小企業が直面する「採用定着」の重要性とその難しさを実感してきた。人材確保は多くの企業にとって深刻な経営課題であり、その解決に本気で取り組みたいという強い思いから、独立を決意した。これは、行政書士時代の失敗へのリベンジでもある。
現在は、中小企業の現場に寄り添いながら、専門家としての知識と実績を積み重ね、日々奔走している。
資格
中小企業診断士
キャリアコンサルタント
採用定着士(民間)
行政書士(未登録)
宅地建物主任者(未登録)
知的財産管理技能士2級
第2種 情報処理技術者
情報セキュリティ検定1級
登録
兵庫県中小企業診断士協会
大阪府中小企業診断士協会
ひょうご産業活性化センター
キャリアコンサルタント協議会
採用定着士支援協会
尼崎商工会議所
西宮商工会議所
趣味(生きがい)
一人旅で全国の名城巡りを楽しんでいます。
現在まで、全国の430城(延べ668回)を攻城しています。
100名城では99城を攻城済。制覇まであと1城と迫っています。
また、今後は攻城だけではなく、その城下町も満喫する一人旅を予定しています。